きんちゃん元気?(^^;

乗ってきました。場所は中央道大月ICから大月市外方面に戻って、都留行きの139号を右折しておよそ15分くらい。

乗ったのはMLX01-901という4両編成の2両目。甲府側のノーズが10m以上の長さという感じの異様な顔つきです。
2、3両目にそれぞれ約40人ずつ乗車。30分交代で実乗車時間は25分くらい。一日5交代で3日間というのが1クールだそうです。ちなみに1クール約500人だそうで、申し込みは1万人だそうなので、20倍の難関を突破したということになります。送られてきたチケットは4枚。長男は部活でパス。残りの4人で行ってきました。

ちなみに、「運転士」さんはいませんので運転席もありません。前にはカメラとライトのみ。乗務員席には職員が各走行データの採取、チェックのため数人乗り込んでいるそうです。

コースは約18km。乗車するセンターはコースのほぼ真ん中。地上部分はこのセンター周辺の約1kmのみで、他はトンネル。ここからまず東京方面の端まで行き、次に甲府方面の端まで最高速度500km/h(約10秒間)で進み、それからセンターに戻る1往復です。

展望棟で時間をつぶして、受付時間13:35にならんで、少しビデオの紹介があった後、いざリニアモーターカーへ。電車のホームを想像しましたが、飛行機の搭乗口という感じでした。搭乗口のホームは引込み線になっていて、甲府側からポイントというか、ユリカモメのような大規模な軌道変更コースがあり、そこから入ってきています。
いざ、スタート。「電車」のモーター音は全くなし。いきなりスッと動き出します。加速感も結構すごい。甲府側へ少し行って停車。そこから助走して、東京側へ最高時速300kmで走行。ちなみに座席は甲府方面に向いているので背中側へ動くことになります。車輪が地面についている間はうるさいですが、時速180kmくらいで車輪が格納されるとあとは風切音だけ。飛行機の離陸する感じに似てないこともないかな。とても静かになります。上下の振動もないです。時速300kmの世界は平穏そのもの。新幹線のような振動はまったくなし。ちなみに着陸?時は大体時速120kmくらいで車輪が接地します。

東京方面の端で停車。ここから「前」に向かって時速500kmの世界へGo!。背中に押し付けられる加速感もなかなか良く、80秒で500kmに到達しました。車内の電光掲示板の表示を撮影していますが、500kmの世界は結構振動があります。これはおそらく風圧によるものと思います。500kmから200km台に速度が下がった時の安定感は新幹線の比じゃなかったです。体感的には時速100km以下という感じでした。

室内も広くはなく、4列がいいところ。500km走行はまだ実用には揺れが大きすぎるかなという感じですが危険ということは全くなかったです。本当に東京-大阪を1Hで結ぶとなると、航空機の倍の値段出しても安いかな?という気もします。航空機は乗り降りの儀式が長いですので。(個人的には大阪に行く用事はほとんどないですが)
ただ、建設コストは従来の鉄道の比じゃないでしょうね。きっと。

とりあえず、デジカメの写真を数枚アップしておきます。502km/hの画像がぶれてるのがご愛嬌。時速表示の右側の数字は、甲府側の起点(未着工部分を含む)からの距離だそうです。

最後にクレジットカードサイズの「リニア乗車証明書」を名前の印刷入りで4人もらってきました。