ウィンカー

最近、右左折の合図をギリギリまで出さない運転手が多い。
ひどいのは、交差点に入ってハンドルを切ると同時に合図を出す。もっとひどいのは合図も出さない。
真っ直ぐ行くのかと思って後ろを着いて行くと、急にブレーキを踏んでやるわけです。迷惑この上ない。


道交法では合図について、

  • 右左折:その行為をしようとする地点(交差点においてその行為をする場合にあつては、当該交差点の手前の側端)から30メートル手前の地点に達したとき。
  • 車線変更:その行為をしようとする時の3秒前のとき。

と、書いてあります。教習所でもそう習いました(もう30年近く前)。
「電柱2本分かなぁ」と思いながら路上教習していた覚えがあります。


しかもこれ、違反すると1点の減点なんですよ。


車の運転というのは相手の顔がお互い見えません。自分の意思表示を早め早めに行うことが、スムーズな交通になると思うのですけど。それにしてはサンキューハザードはちゃんとやるんだよなぁ。これが不思議。


USAに以前行って自分でレンタカーを運転していた時に感心したのは、昼間でも天気が悪くなって薄暗くなるとヘッドライトをつけるドライバーが多かったことです。もちろん夕暮れ時の点灯も早いし、朝方も点灯している車がほとんど。


これは自分の身は自分で守るという国民性の現れなんでしょうね。こういうのは日本人も見習わないと。


かたや日本では夕方もう薄暗くなってるのにスモールも点けない車が多いです。自分の車のメーター表示もとっくに見えなくなってるだろうに。(高い車はそうでもないのか)


自分の行動、意思を周囲に対し、「俺(の車)はちゃんとここにいるよ!こっちに曲がるよ!」と早期に示すのが安全運転の基本だと思います。自分の身は自分で守る。という意味でもきちんと合図は早めにしてほしいものです。